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【Brexit】目で見るイギリスのEU離脱問題!風刺画を見て振り返る!【意味】

      2016/07/22

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【Brexit】目で見るイギリスのEU離脱問題!風刺画を見て振り返る!【意味】

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このトピックは、2016年の一大ニュースとして話題になった、イギリスのEU(欧州連合)離脱問題についてです。

「それって何? よくわからない。」

という方のために、各国の風刺画を使って目で見て分かりやすいようにまとめてみました。

Brexitとは

「British(英国)」+「exit(出口)」=「Brexit」
つまりは、イギリス(英国)がEU(欧州連合)から出ていくことです。

言い換えれば「独立」ということになり、響きがよく聞こえる方もいるかもしれません。
ですが、実際問題はそんなに簡単な問題ではないんです。

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この風刺画では、EUという母体の木から自ら離れようと枝を切っているところが描かれていますが
もし切ってしまったら落っこちてけがをしてしまいますよね?

イギリスってどんな国?

イギリスという言葉はあいまいで、あくまで外から見た4国の総称に過ぎません。
実際は「イングランド」「北アイルランド」「ウェールズ」「スコットランド」の4つの国から形成されています。
例えば、日本語のできるスコットランド人に「イギリス人ですか?」と尋ねると、「いいえ。私はスコットランド人です。」との返事があると言われるでしょう。

つまり、イギリスの人にしたら4国は別の国なんです。

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この風刺画の左には、イングランド人が地球儀を半分食べようとしているところが描かれています。
イギリスが強大な力を持っていた ことがよくわかります。
今でこそ、過去の栄光となっていますが、依然として発言力を持っている国に違いはありません。

事実、イギリスはドイツ・フランスに並ぶEU主要国です。

Brexitの問題では、ただの一国ではない。
「イギリスだからこそ」問題が複雑になっているんです。

EUを離脱するとどうなる?

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この風刺画には左に理想、右に現実が描かれています。

EUを離脱すると必ずいくつかの問題にぶち当たります。
EUに加盟の間には、国境を超えた人・物の移動の自由や共通の通貨がありましたから
それがなくなってしまう以上、必ず苦労するぞ・・・ということが言いたかったんでしょうね。

Brexit-Grexit-EU-Cartoon.jpg

この風刺画には、こんどはEU加盟国である「ギリシャ」「スペイン」「ポルトガル」が離脱するのではないかという不安が描かれています。
(例:Greece ギリシャ + Exit 出口 = Grexit ギリシャがEUを離れること)
EUで今まで脱退した国はありません。かつてない不安が、他の国にも広がっていることが分かります。

イギリス国内での問題

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この風刺画には、イギリスの代表の描いた「EUに残る」という意思が塗り替えられたことが描かれています。
(前に立っているのが、残留を指示した現代表で後ろでペンキで塗り替えているのが新勢力の代表)

EU残留か離脱についての投票は、
残留派が僅差で離脱派に負けるという形になりました。
その差はわずか数%で、国民の半分は離脱したい、もう半分は残留したいという混沌とした状態です。

スコットランドの独立問題

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この風刺画には、イギリスがEUとの間に溝を作ったうしろで、スコットランドがイギリスとの間に溝を作っているところが描かれています。
先ほど述べましたように、イギリスは複雑な4国からなっています。

この背景には、スコットランド独立問題があります。
2014年9月には、スコットランドがイギリスから独立か残留かの国民投票が行われました。
結果は残留になりましたが、Brexitによってスコットランド独立の火が再燃しています。
さらには、北アイルランドにも飛び火しているだとか。

EU内での問題

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この風刺画には、EUという船が滝から落ちそうになっているところが描かれています。
詳しく見ると、嵐に襲われているところ、自殺しようとしている国があるところ、自分の船に大砲を打ち込んでいるところがあります。

加盟国であるギリシャが経済破綻したことなど、EUの現状はよくありません、
そこから、力をもっていたイギリスが離れていったらどうなるのでしょうか。
そんなメッセージが感じられます。

外国からの反応

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この風刺画には、アメリカ大統領のオバマがイギリスの旗の服を着た犬に「とどまれ・・とどまれ・・」としつけているところが描かれています。
第三者の国からしたら、イギリスがEUから離脱しないことに越したことはありません。アメリカはとどまるようにというプレッシャーを強く送っているんでしょうね。

最後になりますが、個人的にイギリスと日本は似ていると思っています。
イギリスのこれからが、TPPに加入しようとしている日本の今後のいいお手本となるのか、二の舞になるのか。
どちらにせよ、これからの動向は気になりますね!

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